2020年12月31日 (木)

立久恵峡

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「立久恵(タチクエ)峡」は、出雲市内を流れる神戸川(カンドガワ)上流にある渓谷です。

集塊岩の渓谷は神戸川の浸食や風化によって屹立し、奇岩・柱石が見られます。

1927年に国の名勝・天然記念物に指定され、1964年には島根県立自然公園になりました。

           

           

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国道184号線沿いに設けられた小さな駐車場に車を停め八光園という温泉旅館の脇から渓谷へ向かいました。

すぐ右手に神戸川の静かな流れが見え、その対岸へ掛けられた大きな吊り橋・浮老橋が見えてきます。

橋の対岸には、冬の木立のすぐ奥に、ほぼ直立した岩壁・柱石が見え、その迫力タップリでした。

              

          

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大きな吊り橋「不老橋」から眺めた神戸川(カンドガワ)の上流と下流の眺めです。

上流側に見えている白い建物が「立久恵温泉・八光園」という温泉旅館で、江戸時代には松江の殿様が温泉保養に見えたこともある…という名湯だそうです。

               

        

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吊り橋を渡った、すぐ先にあるのが「亀が淵」です。

淳和天皇の時代(約1140年前)に、この付近の川辺に「夜毎・金光を放って不思議な声がする…」と村人が恐れ、怪しんでいました。

たまたま全国を行脚中の高野山・浮窓禅師がその話を耳にし、実態を見届けようと川辺で待ち受けていると大きな亀が光輝く如来像を背に乗せて浮かび上がってきました。 

禅師は亀に向かって「何れの所より来る?」と問うたところ、亀は「これなる如来、東方より来たり我に乗らせ給う、十二日間昼夜の別なく声を発し人を待ち給う」と答え、感激した禅師はその如来様を立久恵峡・天柱峰の岩窟に安置されました。

これが「亀が淵」の由来と書かれていました。 

           

         

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紅葉に彩られた冬の木立の向こうには、その天柱岩などの奇岩がそそり立つように見えました。

私達は、この峡谷をもう少し進み「霊光寺」辺りまで進んでみましょう。

             

        

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あまり広くない遊歩道を伝って、ゆっくりと渓谷沿いを進みました。

遊歩道の左右には紅葉が見えたり、真っ白なサザンカが咲いていたり飽きることはありません。

神戸川(カンドガワ)も、この辺りは流れが穏やかで、まるで瀞のように静かでした。 

    

※ 今年一年、拙いブログを何度もお訪ねいただき、本当に有難うございました。 どうか来年こそ新型コロナウイルスの感染が終息することを、心から願っております。

           

            

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