麦秋
私達が住んでいる四国の高松市郊外は、見事な「麦秋」(バクシュウ)の季節を迎えています。
周囲の山々は若葉が溢れた「新緑の季節」なのですが、麦畑だけは写真のように黄金色。
そんなことから、この初夏の時期を「麦だけは収穫の秋を迎えた…」という意味から日本人は「麦秋」と呼んできました。
いかがですか! 豊かに実った小麦の穂が爽やかな五月の風に、重そうに揺れていました。
一昔前までは、この麦藁から「ストロー」を作っていました。
元々は、麦の穂を刈り採った後の麦稈(バッカン)(英語でStraw)を飲み物を飲む道具として使ったものがストローの始まりでした。
プラスチック製品を減らすためには、もう一度このストローに戻したらいかがでしょう?
同じ麦畑の ①4月7日、②5月8日、そして③5月15日の様子です。
黄色く色付き始めると、グングンと一気に穂が色付いてゆくのは、まるで大自然の魔法です。
どうぞ機会を見つけて、この小麦で造った「さぬきうどん」を、お召し上がりください!