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2018年6月 8日 (金)

少彦名神社・参籠殿

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私達は「大洲市菅田町大竹乙937-2」にある「少彦名神社」を目指しました。  
 
目的は、このパンフレットに印刷されている「参籠殿」という珍しい建物を観ることです。
 
※ 大洲市菅田町菅田という地区に同名の神社がありますので、混同されないよう、ご注意ください。
 
 
 
 
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少彦名(すくなひこな)神社は、米子市の粟島神社、和歌山の加太神社、東京の神田明神、などと同様に「少彦名神(すくなひこなのかみ)」を祀る神社です。
 
大国主神(おおくにぬしのかみ)と共に全国を回って国土を開拓し、医薬・醸造の祖神、農業・漁業の守護神、商の道・開運の神とされ、土木建設の守護神としても「霊験あらたか」と云われた神様です。
 
 
 
 
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大きな石造りの鳥居の先には、苔むした緑の参道が伸びています。
 
少彦名神は、大国主神と兄弟の縁を結ばれ日本各地を開拓して歩き、最後に四国へ渡られ、伊予道後温泉を開発された後、南下され肱川を遡り出雲系民族の多数住む大洲平野に現れ、大洲平野を開拓中に亡くなり、常世の国へ旅立たれました。
 
その亡骸を埋葬した地が現在の梁瀬山と云われており、神様終焉の地に建立されたのがこの「少彦名神社」と伝えられています。
 
 
 
 
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参道の途中「参籠殿➡」という表示板を見つけて、左折して更に奥へ進んでゆくと、、、。
 
見えました! まるで清水寺の「舞台」を連想させる、大きな「懸け造り」と言われる「空中楼閣」です。
 
 
 
 
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参籠殿は、昭和9年に、臥竜山荘を建築した中野虎雄の甥・中野文俊によって設計され、神社参道の途中の傾斜面に「懸け造り」と呼ばれる特徴的な工法で建築された建造物でした。 
 
伝統的な「貫き工法」の他に金属ボルトを使用する近代的な技術も積極的に取り入れ、上部の平屋部分には、ガラスを三面に連続して用い、開放的な空間を演出しています。
 
 
 
 
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「参籠殿」は、文字道理「空中の楼閣」といった珍しい建物で、2014年にワールド・モニュメント財団が主催する「文化遺産ウォッチ」に選ばれ、その修復・活用・保存への取組が開始されました。
 
熱心な氏子を中心にして「少名彦神社修復実行委員会」が結成され、各方面からの寄付を募り、米国のフリーマン財団の助成支援を受けて、やっと2015年3月に修復工事が完成しました。
 
下から見上げると、建築の難しさと、独自な工法の凄さが伝わってきます。
 
 
 
 
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この希少性の高い建築物である「少名彦神社・参籠殿」は、2016年5月大洲市の指定有形文化財に指定され、 同じ2016年9月にはユネスコ・アジア太平洋文化遺産保全賞の最優秀賞を受賞しました。
 
 
 
 
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私達は、この「少名彦神社・参籠殿」の下から見上げながら、少しづつ左回りに坂道を登り参籠殿の高さまで登ってきました。
 
こうして、同じ高さから眺めると、足元が見えなくなるので、ごく普通の建物に見えてしまいますが、足元が全て空中だなんて、、、すごい建物です。
 
ちょっと、感動的な建物でした。
 
 
 
 
 
 

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コメント

日本には その由来による建築物が
たくさん有るのですね。

びっくりしました。 たびたび地震のあるところに
住んでいますから なおのこと驚いています。

→ 遠音さん

こんな空中に浮かんでいるような建物、めったに見られません!

すごい建築物でした。

またまた、美しい!
石造りの鳥居の行く先からは想像ができないですね。

→ 鉄腕マトムさん

木立の向こうに、いきなり大きな木組み建物が現れたときは「オオ~ッ!」という感じでした。

空中楼閣、凄すぎます!
大の場所で、少の神社、対比が面白いですね。

→ キハ58さん

確かに、ご指摘のように「大」洲という地に「少」彦名という神社の対比が面白いですね~!

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