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2017年8月 6日 (日)

高松市 石の民俗資料館

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私達は高松市が運営する「石匠の里公園」内に設けられている「石の民俗資料館」を訪ねました。
 
中央入口を囲むように、左右から円形の屋根を持つ建物が迫り出す、芸術的なデザインをしています。
 
 
 
 
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館内に入ると、先ず、巨大な「石切り風景」が入館者の目を奪います。
 
現地では「丁場」と呼ばれていた庵治石(アジイシ)の「採石場」の様子が、リアルに再現されています。
 
こうして、石が切り出されていたんですネ~!
 
 
 
 
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次の展示は「石引き風景」です。
 
丁場(採石場)で切り出された石は、「修羅(シュラ)」と呼ばれる、巨石運搬用の橇(ソリ)を使って、石工(イシク)の作業場まで運ばれました。
 
 
 
 
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こちらが「石の仕事場」という展示物です。
 
庵治石を加工する作業場は、牟礼町、庵治町のあちこちで見られた風景でした。
 
現在でも、「〇〇石材」という加工工場が沢山あって、地元の一大産業に発展しています。
 
 
 
 
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奥へ進むと、「世界の名石」の実物が展示されていました。
 
ギリシャで産出される「ペンテリコン」という真っ白な大理石、 イタリアで産出される「ビアンコカラーラ」という名の乳白色の大理石、 そして南アフリカで採れる「アフリカンレッド」と呼ばれる赤い色に光っている大理石など、沢山の名石が展示されています。
 
 
 
 
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何と、石は細かく砕いて粉状にして「塗料」としても使っていたんですネ~!
 
モロッコの「孔雀石」は緑色、アメリカの「藍銅鉱」は青色、ブラジルの「白雲母」は白色、そして奈良県で採れる「辰砂」からは赤の塗料ができたようです。
 
 
 
 
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一方、こちらに展示してあるのは様々な「石工用具」です。
 
牟礼・庵治の石工用具は、平成8年に国の重要有形民俗文化財に指定されました。
 
加工場では、砕石から研磨に至る、それぞれの加工工程に合わせて用具が工夫され、使用されていたようです。
 
 
 
 
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古代の鏃(ヤジリ)から始まり、信仰の対象になり、城壁として使われ、近代建築物にも使用されている「石」は、人と深く関わってきたことが納得できる資料館の見学でした。
 
 
 
 
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現在は高松市と合併した旧・牟礼町のマンホール蓋を二種類見つけました。
 
どちらも既製品の中央部分に、カタカナの「ム」をデザインした町章を加えただけの、あまり面白くない蓋でしたが、既に一部では高松市のものが使用され始めています。
 
 
 
 
 
 

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コメント

わぁ!
この展示物はわかりやすく興味を引きます!!
大抵こういった展示は陳腐になりがちなのですが非常にリアル
彫刻の展示とともに素晴らしいところですね。

→ 鉄腕マトムさん

石切り場から石を運んで、色々な加工をする行程が、具体的に良く分る展示でしたよ!

なかなか詳しい展示なんですね。
石の展示ばかりかと思いました。
特に、石工道具の種類豊富さにはビックリ^.^/

→ キハ58さん

作業の行程に従って、色々な道具をを用意し、その道具類を駆使して、作業をしていたんですネ~!

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