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2017年7月11日 (火)

宇和島・岩松の町並

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現在は宇和島市と合併した、旧・岩松町の町並みは、明治・大正の面影を残し、タップリとその風情を感じさせる街でした。
 
宇和島市内から南へ30分程車を走らせ、岩松川に沿って細長く伸びる岩松町に入ると、すぐ古風な和風の建物に気付きます。 
 
「大畑旅館」は、元々は東小西と云われた小西家の五つの分家の一つで、一時期は「松風荘」という料理屋をしていたこともあり、旅館には獅子文六が「てんやわんや」という小説を書いた部屋が残されています。
 
 
 
 
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岩松町を形成したと言っても良いほど、大きな力を持っていた「小西本家」の唯一残された建物です。
 
小西本家は宇和島城下の米屋惣兵衛から分かれ、この地に酒屋を開き、更に五つの分家に分かれて酒造蔵元や味噌・醤油を醸造し、隆盛しました。
 
 
 
 
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獅子文六は1948年~1949年にかけて、妻の実家があった岩松町へ疎開し、この町を舞台にした「てんやわんや」という小説を書きました。
 
また「てんやわんや」は映画化され、佐野周二が主演し、淡島千景のデビュー作にもなりました。
 
また、漫才コンビの「獅子てんや・瀬戸わんや」も、この小説から名前を拝借したものです。
 
 
 
 
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狭い路地の左側一帯が西村酒造の酒蔵でした。
 
その案内板が写真二枚目。
 
一番奥まで進んで、振り返るようにして撮った写真が三枚目です。
 
 
 
 
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岩松で最大規模の町屋の一つです。
 
醸造元の邸宅だけあって、流石に規模が大きく、江戸後期の建物の風情がタップリ感じられる造りでした。
 
 
 
 
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昭和4年、醤油屋として建築された「内山醤油店」です。
 
正面上部には、洗い出しによるメダリオンや、キーストーンが装飾に使われ、昭和初期のモダンな洋風建物です。
 
 
 
 
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大正期に医院として建築され、現在は事務所兼住宅として使用されている江口邸です。
 
店 → 住居 → 中庭 → 蔵 と、奥へ行くほどプライベートな領域になる、岩松にある商家の典型的な敷地利用がなされています。
 
それぞれの建物には、「岩松の街並み」という案内板が設けられ、簡単な説明が書かれていて便利です。  
 
街中には駐車場が無いので岩松川の河川敷に車を駐車させて、徒歩でゆっくりと時間をかけ、岩松の町を散策されることをお勧めします。
 
 
 
 
 
 

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コメント

子供の頃よく見かけた町並みに懐かしさが・・
町並ミュージアムとして案内板が掲げられているのが優しいです。

所在なげなお二人の姿を思います。

旅もそうですが 思いがけないことが起きても
後で考えると・・必ず意味がある。
良い一日を。

→ 鉄腕マトムさん

どこか懐かしい感じのする古い街並をブラブラと楽しんできました。

→ 遠音さん

河川敷に車を置いて、二人で街中をキョロ、キョロ!

古い街並の中を、何かと心楽しい散歩をしてきました。

御荘に行く途中なのですね!
知りませんでした。
石垣の家と近いのにこの雰囲気、驚きです!!

→ キハ58さん

宇和島から隣の愛南町へ行く車は、岩松川の対岸を走る国道56号線を走ってしまうので、なかなか立ち寄る人は少ないようです。

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