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2017年6月 7日 (水)

御香宮神社

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神宮皇后を主祭神として仲哀天皇や応神天皇など六柱の神をまつる「御諸神社」として創建された神社ですが、平安時代の貞観4年(862年)に、この境内から「香」の良い水が湧き出しました。 清和天皇よりその奇瑞から「御香宮」名を賜った…と伝えられる神社です。
       
 
 
 
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時代は下り、慶応4年(1868年)正月、鳥羽・伏見の戦いに際し、御香宮神社は官軍(薩摩軍)の屯所とされました。
 
神社の東側台地に砲兵陣地を布いていた大山弥助(後の元帥・大山巌)の指揮により、神社とは目と鼻の先にあった伏見奉行所に拠る幕府軍に対し砲撃を開始した…という華々しい歴史の舞台ともなった神社です。
 
 
 
 
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神門を潜って境内に足を踏み入れると、正面に京都府指定文化財に指定されている割拝殿が見えてきます。
 
寛永2年(1625年)に徳川頼宣(紀州徳川家・初代)の寄進によるもので、桁行七間、梁行三間、入母屋造、本瓦葺の割拝殿です。
 
「割拝殿」とは、その中央に通路が設けられた拝殿で、参拝者はその通路を進んで 本殿に向かって拝礼をします。  京都市内には、この御香宮神社の他に、伏見・藤森神社、鞍馬・由岐神社、大山崎・小倉神社、の四神社に「割拝殿」が見られるそうです。
 
 
 
 
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その割拝殿の正面軒唐破風は、手の込んだ彫刻によって埋められています。
 
五三桐の蟇股(カエルマタ)や、大瓶束(タイヘイヅカ)によって左右に区切られている彫刻は、向かって右は「鯉の瀧登り」を描き、左は琴高仙人が鯉に跨って滝の中程まで昇っている龍神伝説の光景が描かれています。
 
※  写真を、一度、二度クリックし、拡大写真でご覧ください。  
   ( 画面左上の「←」で元の画面に戻ることができます )
 
 
 
 
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「割拝殿」の名の通り、参拝者は拝殿中央の通路を進んで本殿まで進み、そこで拝礼をします。
 
 
 
 
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慶長10年(1605年)、徳川家康の命により、京都所司代・板倉勝重を普請奉行として着手、建立された国指定重要文化財の本殿です。
 
本殿の写真撮影は出来なかったため、御香宮神社HPより写真を拝借しました。
 
建物完成から約400年を経過した本殿は、平成2年より修理工事が行われ、390年ぶりに極彩色の本殿に復元されています。 
 
歴史の重さを、ひしひしと感じさせる御香宮神社でした。
 
 
 
 
 
 

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コメント

ひっそりとした佇まいかと思ったら
素晴らしい彫刻や原色に彩られた本殿
実際に見てみないとその迫力は表現できなそうですね。

→ 鉄腕マトムさん

伏見稲荷神社などと違って参拝者が少なく、静かにお参りすることができました。

静かな境内に、豪華な社殿、割拝殿がありました。

こんにちは~
御香宮神社に行かれたのですね。
煌びやかな門の彫刻だなぁと見ていました。
アップで拝見すると彫刻の絵柄の説明でよくわかりました。
私が行く時は枝垂れ桜が綺麗な時ですが
何も咲いていない時はまた雰囲気が。違いますね。

→ 彩さん

枝垂れ桜の咲いた境内は、さぞ華やかなことでしょう!  

私も、一度そんな光景を見てみたいものです。

一度行きました!
控えめな荘厳さがいいですね。
有名な湧水も一口頂戴しました^.^/

→ キハ58さん

大勢の観光客が居なくて、静かに、ゆっくりとお参りのできる神社さんでしたね~。

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