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2016年10月15日 (土)

米百俵の精神

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長岡市の郊外、新潟県立近代美術館や長岡リリックホールなどの設けられた広い公園内に有名な逸話として語り継がれている「米百俵の群像」が立てられています。   
 
 
 
 
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この群像は、山本有三が戯曲「米百俵」に描いた一幕を再現したものです。
 
北越戦争で焦土と化した長岡に、支藩の三根山藩から見舞いの米が百俵送られてきました。 食べるものにこと欠く長岡藩士達にとっては、喉から手が出るほど欲しい米でした。
 
しかし、時の長岡藩大参事小林虎三郎は「食えないからこそ教育をするのだ! 学校をつくるのだ!」と米を売り払い、その代金を国漢学校に注ぎ込みました。
 
群像は「米を分けろ!」と迫る人々に虎三郎が切々と説いている場面です。
 
 
 
 
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この故事は「目先のことにとらわれず、明日のために行動する」という精神風土を長岡に根付かせ、未来を担う新しい世代を育む思想の原点となりました。
 
 
 
 
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新幹線が走り、立派になった長岡駅前の大通りを西に向かって少し歩くと、大通りの右手の道路脇にも「米百俵之碑」が立てられています。
 
ここに、その米代金を注ぎ込んだ「国漢学校」があったようです。
 
 
 
 
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現在は「カーネーションプラザ」という長岡みやげなどが売られる商業施設が建っていますが、少しでもその面影が欲しかった、、、、 という気がしました。
 
長岡の誇る「米百俵の精神」が連綿として受け継がれ、できれば日本国中に広まって欲しいものだと、ノーベル賞・受賞のニュースを聞きながら思ったものです。
 
 
 
 
 
 

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コメント

良いお話ですね。
感心しちゃいました。 母は女子に教育はいらないと言い続け
私の読書も禁じました。

私から読書を取ったら 何が残ったのでしょうね。
いまは 母に反抗して 
そのずーっと先にえぞをが立っていたところへ繫がったと思うと
思い貫くことの大切さをしみじみ感じます。

お恥ずかしい話ですが「米百俵」という言葉は知っていましたが、史実は知りませんでした・・
改めて記憶の引き出しに収めておきます。

→ 六花さん

どれだけ貧しくても、貧しいからこそ「教育」が大切なことを教えてくれます。

教育のお蔭で、日本は成長してきたんでしょうね!

本を読んでて、、、良かったです。

→ 鉄腕マトムさん

どうしても目先のことに囚われてしまう私達にとって、良いアドバイスを送ってくれる、素晴らしい決断ですね。

一時、政治で取り上げられましたね。
ほんと素晴らしい精神と思います!

→ キハ58さん

小泉首相が、所信表明演説の中でこの話を取り上げ、一気に有名になりましたね。

2001年のことですから、もうあれから15年が経っています。

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