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2016年8月27日 (土)

製塩業・野崎家住宅

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塩田の開発と製塩業で財を成した旧・野崎家の中門を潜ると、右手に「表書院」と呼ばれる来客用の建物が見え、左手には手入れされた見事な庭園が広がっていました。
           
 
 
 
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広々とした表書院・下の間には、有名な小田海僊(カイセン)が描いた衝立「鹿之図」が飾られています。
 
 
 
 
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こちらは表書院・上の間。
 
床の間には、日置雲外による「不老富貴図」の掛け軸が下げられています。
 
描かれている「松」が不老長寿を、「牡丹」が富貴を意味すると云われてきました。
 
 
 
 
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表書院・上の間からは、庭園が最も綺麗に眺められるように石や木々が配置されています。  
 
縁側のすぐ前に配置された平らな石は「御駕籠石」と呼ばれ、駕籠で来られた貴賓の籠が、この石の上に乗せられた、、、とか。
 
 
 
 
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表書院・上の間先を右に曲がると書院を横から眺めることができます。
 
その脇には手水場があり、縁先に風雅な水琴窟が用意されていました。
 
手洗いの水が流れ落ちると、キン!コン!と優しい音が響きます。
 
 
 
 
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庭園の築山の陰に「観曙亭」と名付けられた茶室があります。
 
近くに寄ると、小さな躙り口から、チラリと内部を覗くことができました。
 
 
 
 
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これだけの築山があると、茶室はすっかり緑で隠れてしまいそうですが、庭園内には「観曙亭」、「容室膝亭」、「臨池亭」と三席の茶室が設けられています。
 
 
 
 
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お客様をお迎えする「表書院」の奥には、家族や家人が暮らす「主屋」の建物があるのですが、その中座敷のすごいこと!  
 
六つの座敷が横一列に繋がって、その奥行きは24間(43.2m)もの長さがあります。
 
 
 
 
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中座敷からの庭も、こんなに広く、綺麗に手入れされていました。
 
 
 
 
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建物裏に回ると風呂や台所などがあり、、つい数十年前まで実際に生活をしていた名残があちこちに見えました。
 
木桶に竹ザル、懐かしい洗濯板が残っています。
そして本業の塩を煮詰める時に使用していた「溜石」と呼ばれた分銅がズラリと展示されていました。
 
 
 
 
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蔵は、当時の製塩業の記憶を保存する資料館として活用されています。
 
旧・野崎家は、現在でも会社組織に改め、製塩業を続けていますが、こうした古い建物や庭園は、是非末永く保存していって欲しいものです。
 
 
 
 
 
 

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コメント

屋敷の中には入れないようですね
それにしても見事な庭園、手入れを考えると・・
「御駕籠石」は初めて知りました
「さざれ石」も本当に有るなんて。

→ 鉄腕マトムさん

お庭の方から屋敷内を覗くような見学方法になっていました。

あれこれと、珍しいものがあり、楽しい見学でした。

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