2016年3月31日 (木)

笠島集落

Img_20160324_0006

 
訪れた3月17日の午後、私達は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された笠島集落に到着しました。
 
 
 
 
Img_0105
 
Img_0106
 
笠島集落は、塩飽諸島の中心であった本島の北東部に位置し、北に海が開け、三方を東山、光厳寺(コウゴンジ)山、西山という小高い山に囲まれた東西約200m、南北約200mの緩やかな傾斜地にあり、100棟余りの伝統的建造物が建ち並んでいます。
 
私達は城址のあった東山をグルリと大回りして集落に入ってきましたが、その東山へ登れば海上を航行する船が一望でき、岡山・香川の対岸まで見渡すことができます。
 
 
 
 
Img_0108
 
Img_0109
 
見通しが効かないように緩やかな円を描き、弓なりに湾曲する「マッチョ通り」(町通り)の左右には本瓦葺のツシ二階(中二階)建や、上階を塗屋とし、虫籠窓や格子窓を設けた町屋建築などがズラリと続いていました。
 
 
 
 
 Img_20160324_0005
 
Img_0111
 
その中に塩飽諸島を統治する「年寄」を勤める家柄であった真木(サナギ)邸が「笠島まち並保存センター」として開放され、見学することができます。
 
 
 
 
Img_0113
 
Img_0115
 
写真に写っている手前の二部屋は「表の間」、障子戸を隔てた「奥の間」とは部屋の角度が変えられています。 (畳縁のラインを注意して観察すると分ります)
 
年寄として「公」で使う表の部屋と、生活をする「個人」の奥の間とを区別するための工夫と云われています。
 
 
 
 
Img_0119
 
Img_0117
 
「表の間」は「蔵」と繋がっていて、蔵への出入りができるよう重い引戸が設けられているのですが、その重い引戸の敷居には木製のコロ(車)が設けてあり、実際に引いてみると、思った以上に軽く引戸を動かすことができました。
 
 
 
 
Img_0120
 
Img_0122     
 
二階へ上がると、江戸時代に実際に使用してきた道具類が展示してありました。
 
前後、左右、どちらへ傾いても、常に水平を保つ船炬燵などは、昔の人達の創意工夫の賜物と云った「優れもの」です。
 
 
 
 
Img_0123
 
塩飽大工が工夫を凝らした、大屋根を支える「継ぎ梁り」です。
 
自然木の曲がりを利用して、うまく梁を繋いであります。
 
 
 
 
Img_0124
 
Img_0127
 
丸亀市が塩飽本島を紹介するために制作した観光ポスターに選ばれた真木(サナギ)邸の井戸です。  
 
笠島港から50m程しか離れていない場所でありながら、この井戸には真水が湧いてきます。 実際に釣瓶を動かし、水を汲んでみたのですが、今でも「真水」でした。
 
笠島の町屋、江戸の昔を偲ばせると同時に、先人の知恵や工夫に驚かされました。
 
 
 
 
 

«お昼を食べて笠島集落へ

« 2016年3月 »

   
1
Img_0016_1
2
Img_0050
3
Img_0003_1
4
Img_0096
5
Img_0117
6
Img_0003_2
7
Img_0022_2
8
Img_0068_1
9
Img_0119_1
10
Img_0003
11
Img_0041_2
12
Img_0001
13
Img_0052_3
14
Img_0093_2
15
Img_0002
16
Img_0022
17
Img_0020
18
Img_0058
19
Img_0096
20
Img_0129_2
21
Img_0003
22
Img_0002
23
Img_0025
24
Img_0034
25
Img_0008
26
Img_0012
27
Img_0038
28
Img_0057
29
Img_0031
30
Img_0071
31
Img_0105