2016年1月31日 (日)

「サツキの花」のマンホール

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現在、サツキの花を「市・町・村の花」と定めている自治体は、全国に30近くあるようですが、その中には「サツキの花」をマンホールの蓋の絵柄に選んでいる所も多く、私の蒐集の中には9つの自治体がありました。
 
その中でも、一番北にあったのは、青森県三沢市です。 一見すると「サツキの花」と気付きにくいデザインですが、中央に市章を置き、周囲に四つの半円状にサツキが描かれていました。 
 
中央の上下に描かれている三角のウロコ状のものが「市の木」に指定されているクロマツの幹だろうと思われます。
 
人口43,000人程の小さな市ですが、市内に米軍三沢基地があるため、その軍人、軍属と、その家族が約10,000人前後暮らしている「基地の町」でもあります。       
 
 
 
 
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一気に山梨県まで移動して、現在は北杜市と合併した旧・須玉町のマンホールです。
 
瑞牆(ミズガキ)山の南麓に広がる須玉(スタマ)町の「町の木」はシラカバ、「町の花」がサツキ、「町の鳥」がヤマセミ、そして「町の獣」がオコジョと定められていましたが、その全てが瑞牆山と共に、マンホールの絵柄に描き込まれています。 
 
左端のサツキの花は綺麗なのですが、右上に描かれたオコジョの顔が、何とも漫画チックに見えてしまいます。
 
 
 
 
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石川県の七尾市と合併した旧・田鶴浜(タツルハマ)町のマンホールの蓋です。 
 
平仮名の「た」をデザインした町章を中央に、まるで桜の花のように大きくサツキを描き、周囲に小さなサツキの花を上下逆にして6輪づつ交互に配置してあります。 
 
七尾湾に面した、人口僅か6、000人程の小さな町でした。
 
 
 
 
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次に登場したのは兵庫県北部、日本海に面した東西に細長い町で、現在は香美(カミ)町となった旧・香住(カスミ)町のマンホールの蓋です。
 
漁業が盛んな香住漁港で水揚げされるベニズワイガニは「香住ガニ」と言って珍重され、日本一高い所にある「御崎灯台」と、「餘部鉄橋」とは、町の自慢でした。
 
日本海を背景にして、香住ガニ、御崎灯台、そしてサツキの花が描かれたマンホールの蓋は、町の誇りがズラリと表されています。
 
 
 
 
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同じく兵庫県にある三田(サンダ)市のマンホールの蓋です。
 
三田市は西宮、宝塚などのすぐ北西に隣接するベッドタウンで、3万2千人で市政施行した後、市内各地で一気にニュータウンが造成されました。
 
1987年~1996年にかけての約10年間、毎年、毎年、「日本一の人口増加率」を誇る市になり、あっと云う間に人口11万人を越える中核市に成長しました。
 
昭和60年(1985年)、雉(キジ)のキ、緑の木のキ、そしてハッピー(幸せ)が一緒に合成されて「キッピー」が誕生、以来三田市のマスコット・キャラクターとして活躍しています。
 
マンホールの蓋には、そのキッピーが中央に、周囲にサツキの花が飾られていました。
 
 
 
 
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2005年、周囲の町と合併して兵庫県・宍粟市となった旧・山崎(ヤマサキ)町のマンホールにも「町の花」サツキが描かれていました。
 
町内を流れる揖保川の清らかな流れが特徴の町でしたが、そのマンホールには町章と揖保川の流れ、鮎、そしてサツキの花が描かれ、まるで日本画を眺めているような、綺麗な絵柄です。
 
 
 
 
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2006年、岡山県浅口市になった旧・金光町のマンホールの蓋です。
 
この絵柄を見た時は、一瞬「百合?」と思ったのですが、帰宅してから調べてみると、旧金光町の「町の花」はサツキでした。
 
三つの輪を連結させた旧・三和村当時からの町章を描き、その上にかなりデザイン化されたサツキの花を三輪広げているマンホールの絵柄です。
 
明治38年に三和村でしたが、村に「金光教」の本部が出来、大正12年、町政施行に伴って「金光町」という町名になり、現在は浅口市になっています。
 
 
 
 
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広島県呉市と合併した、旧安浦町のマンホールの蓋です。
 
当時、「町の花」に選ばれていたサツキが、大きく描かれています。 中央に三重丸で描かれているのが「安」をデザイン化した町章です。
 
石川県の旧・田鶴浜町と同じで、サツキの花を大きく描くと、ついつい桜の花を連想してしまいそうになります。 
 
 
 
 
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最後にご案内するのが、山口県長門市、旧三隅町のマンホールの蓋です。
 
中央に旧・三隅町の町章を置き、その周囲にサツキの花を左右に三輪づつ、計六輪描いてあります。 
 
現在は浜田市と合併してしまいましたが、すぐ隣の島根県にも「三隅町」があり、混同を避けるためJRの駅は「長門三隅」という駅名を使っています。  下の地図は、その「長門三隅駅」を示しています。
 
 
 
 
 

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