沼津御用邸(3)
沼津御用邸記念公園では、折から沼津藩主水野家で保有していた大名雛などが展示されていました。 江戸時代からの雛人形は、流石に現代風の雛人形とは一味違う趣があり、特にそのお顔からは気品すら感じました。
上段に江戸時代後期のもの、中段に明治40年作成のもの、そして下段に大正時代のものが展示されています。
雛人形は、宮中での天皇様、皇后様を意識して創られたものであるため、江戸時代からの古いものでは男雛の内裏様を左(上位)に、女雛のお雛様を右に飾ったようです。
ただ時代が進み明治になりってから、諸外国との交際を始めてみると、どうも男性が右、女性が左にというのが一般的らしい…との判断があったようで、主に関西を中心に男雛、女雛の位置が逆転してしまったようです。
沼津御用邸の大名雛は昔通りの位置で、男雛が左(向かって右)に配置されていました。
沼津御用邸西付属邸は、明治38年に皇孫殿下(昭和天皇)の御用邸として、東付属邸は皇孫殿下の御学問所として設けられました。 ただ、戦争の被害がひどく、昭和44年に御用邸としては廃止され、以後は記念公園として一般に開放されています。
※ 沼津御用邸記念公園
http://www.city.numazu.shizuoka.jp/kurashi/sisetu/goyotei2/index.htm
庭園だけであれば大人100円、邸内も見学する場合は大人400円で、誰でも見学することができます。 沼津市内のはずれ、一番海に近いところにあります、どうぞ一度お訪ねになり、皇室の薫りを味わってみてはいかがでしょう。
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