「見返り美人」を描いた絵師

一時間半程かけ「とみやま水仙遊歩道」を歩いて、心ゆくまでと水仙の花を愛でた後は、車を駐車させてある「道の駅富楽里」へ戻り、早速二階のレストランへ向かったのですが、生憎の昼時。
ズラリと並んだ行列の後ろよりは…と、一階の売店に降りて、房総半島の郷土料理である太巻きの「まつり寿司」と日本茶ペットボトルとを買い、車の中で簡単に昼を済ませました。

そして、午後一番で訪れたのが「菱川師宣記念館」。 その名を聞いても、すぐにピーンと来ない人も、この浮世絵「見返り美人」をご覧になれば、思い出すかもしれません。
浮世絵師 菱川師宣はここ安房の国、保田で縫箔刺繍業を営む家に誕生したため、保田に、その記念館が設けられたようです。

小学校2年生から蒐集し始めた私の切手アルバムにも、この有名な切手が一枚だけ含まれています。 もう一つ細長い「月に雁」という記念切手と並んで、当時切手を蒐集している子供達の間でも「見返り美人」の切手は垂涎の的だったことを覚えています。
菱川師宣記念館の前には「見返り美人」の銅像まで建てられていました。 この「見返り美人」切手は、銅像の下の案内書きによれば昭和23年11月、終戦後初めて発行された記念切手第一号なのだそうです。 それで、思い切って斬新な絵を選び、従来に無い細長い切手を造ったのかもしれません。




